各社のワーホリ保険を比べてみました!
ワーホリで行くとなったら出国前に必ず手続きをしなければいけないのが、ワーホリ保険(海外旅行保険)だと思います。
でも、ワーホリは長期滞在になるので、保険料も高いし、申し込みできる会社も限られてるしで、どこの保険会社で加入したらいいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
私もどこで入ったらいいかすごく悩んで、インターネットでたくさん検索して情報収集した上でやっとのことで出発2週間前にワーホリ用の海外保険に加入しました。
出典:写真AC
せっかくこんなに調べたのだから、これからワーホリに行く人に少しでも役に立てたらと思い、私の調べた海外保険の情報を共有させていただきたいと思います!
各社の特徴からおすすめの加入の仕方、私が選んだ保険まで細かく解説させていただきます!
それでは早速はじめましょ~♪
そもそも、ワーホリ保険って加入しなきゃダメなの?
まず最初に誰しもが考える問題なんじゃないかと思います。
1年間で約20万円もするし、そもそも現地で事故に遭う可能性も低いだろうし、、、だったら保険代の20万円をワーホリ用の資金として使いたい!!って方もきっと多いんじゃないかと思います。
その気持ち、本当によくわかります。
というか、私も全く同じことを考えていて、とにかく安い保険はないかってすごいネットで検索して探してました。
そこも踏まえたうえで、必要かどうかをまずお話したいと思いますが、まず結論から言ってしまうと「個人的には絶対に加入するべき」だと思います。
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「保険に加入するべき!」と実感したエピソード
そのように考えたのは以下のような経験をしたためです!
私個人の話になってしまいますが、ワーホリ前にニューヨークに1ヶ月ほど滞在していました。
そこで、ニューヨーク生活も終盤に差し掛かった頃、ある事件が起きます!
滞在先の冷蔵庫を開けた瞬間、上の段からマスタードの瓶が降ってきたのです。
これは韓国人ハウスメイトのものだったのですが、冷蔵庫の棚のフードをしていなかったために、ストッパーとなるものがなくなり、冷蔵庫を開けた反動で瓶が落ちてきてしまったようです。
その瓶は床に落ちて割れ、私の足をかすめたため私の足はパックリと切れてしまい、流血が止まりませんでした。
妻の助けもあり、クレジットカード提携の保険会社に紹介してもらった緊急病院(ER)に向かい、病院にてレントゲン及び、6針縫う縫合、抗菌作用のある軟膏を塗る処置をしていただき、無事に事なきを得ました。
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後日、治療時は英語で術後のケアなどについて完全に理解できているか不安だったため、同じ保険会社に現地の日本語対応の病院を紹介していただき、術後の様子やケアについて意見をもらいました。
その後はフロリダに移動する予定があったので、フロリダにて抜糸をしてもらう病院を再度クレジットカード提携の保険会社に紹介していただき、抜糸完了。
最終的には約1ヶ月で完治となりました。
この一連の経験を通して、私は本当に保険に助けられたと痛感したため、海外保険は必須であると身を持って感じることになりました!
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保険に入っていなかったら、治療費約30万円に病院は自分で探さなければならない、医療機関までの交通費や、薬局で買う薬や包帯代も自己負担ということで、50万円近く自己負担で払うハメになっていたんじゃないかと思います!
この経験があったので、「やっぱり万が一ってことはあり得る」「今回は50万で済んだけど、もっと高額になっててもおかしくない」という思いを抱いたことから、保険は絶対に入ることを強くおすすめします!!
海外保険は3種類ある!
さて、前置きが長くなりましたが、以上の経験もあり私はワーホリに行く方は絶対に保険に入ることを勧めます。
そして、海外保険は大きく分けて3種類あることをご存知でしょうか?
まず、ワーホリ保険を含む海外保険の種類を紹介したいと思います!
日本で入る日本の保険会社の保険
一番オーソドックスなワーホリ保険かと思います。
有名な保険会社はAIG、ジェイアイ生命、東京海上の3社だと思います。
というよりも、ワーホリは1年と期間が長いので、この3社しか申し込めないと思います。
日本の保険会社の保険のメリットはなんといっても「安心」につきると思います。
保証額も多いですし、万が一の時は日本語サービスや病院の紹介、キャッシュレスサービスがあるということでとにかく質の高いサービスを確実に享受することができます。
もちろん、お世話にならないのが一番いいのですが、、、笑
デメリットは料金の高さです。他の2種類に比べて明らかに高いです。
安心をお金で買うといった言い方も出来るかもしれませんが、保証内容も手厚いのでよっぽどの理由がない限りはこちらをおすすめします。
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海外の保険会社の保険
入国前、または入国後に加入する海外保険会社の保険もあります。
代表的なものはユニケア(UniCare)、ガードミー(guard me)、ワールドノマド(World Nomads)などが挙げられます。
海外の保険会社の保険に加入している方のほとんどのが、上記3社のどれかに入ってるんじゃないかと思います。
このような保険のメリットはそれなりの保証が受けられる上に、保険料が安いことが挙げられます。
費用は日本の保険会社と比較すると、30~50%程度安くなっていることが多いです。
まあ、日本の保険はかなり手厚い保証内容で、自己負担もほとんどない一方で、海外の保険はそれなりの保証内容なのでカバーしきれなかったり、一部自己負担となることもあるので一概には比較できませんが、、、
デメリットはいくつか挙げられるのですが、最大のデメリットはキャッシュレスサービスではないため自分で英語で保険金の請求手続きをその都度行わなければならないことです。
また、1万円までは自己負担で、1万円を超えた分に対してのみ保険金が支払われるなど一部自己負担となるものが多いです。
保証金額も1事故あたりではなく、年間でいくらまでと決まっているので保証額も日本と比較すると大きな差があります。
さらに、携行品損害の保証が付いてないケースが多いので、この点もデメリットのひとつとなります。
予算を抑えて、最低限の保険に加入したいという方にはおすすめかもしれません。
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クレジットカードに付帯する保険
ワーホリをする方のマストアイテムであるクレジットカードにも海外保険が付帯されているものが多いです。
年会費が無料のカードでは、エポスカード、楽天カード、JCB一般カードなどに付帯しています。
このクレジットカード付帯保険には
・カードを保有しているだけで自動的に付帯されるもの(自動付帯)
・対象の旅行のツアー代金や航空券、公共の交通機関の代金を当該カードで決済した場合に付帯されるもの(利用付帯)
の2種類があります。
クレジットカード付帯保険の最大のメリットは、クレジットカードを持っていれば無料で保険がついてくることです!
また、クレジットカード会社が提携している日本の保険会社の保険になるので、日本語受付やキャッシュレスサービスなど日本で加入する保険と同じく、質の高いサービスが受けられます!
だったら、無料だし安心の保証だし、クレジットカードの保険でいいじゃん!って思う方も多いかと思いますが、残念ながらデメリットもしっかりあるんです、、、泣
おいしい話には裏があるってことですね、、、
最大のデメリットは保証期間が日本の出国から3ヵ月までであることです。
また、無料なので保証額も少ない傾向に有るため、万が一の大事故の際には保証額が足りないなんてこともあるかもしれません。
以上より、少し値段は張りますが、絶対的安心サービスの日本での保険加入をおすすめします!
保険はどこで申し込みできる?
さて、日本から保険に入って行こうと決めた場合は、日本にいるうちに加入手続きをしなければなりませんよね。
なので、どこで保険に申し込んだら良いのか、またどこで申し込むのがおすすめかサクッと紹介します!
保険の申し込みはオンライン、または代理店で申し込むことができます。
どちらも提案してくれる保険内容は基本的には同じなのですが、私は保険の代理店で申し込むことを強くおすすめします!!
その理由はズバリ、代理店の独自の保険プランが用意されている場合があるからです!
各社がオンラインで提供している一般的な保険とは別に、保険料を抑えたプランがあったりします!
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私がおすすめする代理店は「アイエヌシー」さんと「保険times」さんです。
この2社はバランスの良い保証内容で、保険料も抑えたプランを提示してくれました!
見積もりを取る際は、是非この2社にも連絡してみてください!
まずは保険選びの軸を決めること!!
保険の種類を把握したところで、実際に各社のプランを調べて比較をしていくのですが、その前にやっておくといいことを紹介したいと思います!
数ある保険プランの中から1つに決めるには、まず初めに「絶対に外せない条件」=「保険選びの軸」を決めることをおすすめします!
この軸を決めることで、保険プランを調べながら、そのプランがどのくらい自分たちの軸にあったものか考えながら情報収集できます!
私たちは、過去の海外での経験や海外の医療費の高さを考慮したうえで、以下の5つを保険選びの軸にしました!
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①治療・救援費が2000万円以上であること
中々大怪我をしたり、大事故に巻き込まれることは少ないとは思いますが、万が一の時に全額を保証してもらえたほうがいいですよね。
もちろん治療・救援費が「無制限」のものが一番安心ですが、やはりコストが20万円越えと高いことが多いです。
私たちは過去の海外生活の経験や各国での各病気の治療費データ等から、最低でも2000万円以上の保証があれば、よっぽどのことがない限り全額保証されると考えました!
しかし、アメリカだけは他国と比較して医療費が格段に高いので、留学等でアメリカに行くという場合は3000万円以上に設定するのがいいかと思います!
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②キャッシュレスサービスが利用できること
海外で保険にお世話になった時は、キャッシュレスサービスに相当助けられました。
安心だし、自分でどの病院に行くか調べないで良い、料金の建て替えをする必要がないということで本当に便利でした!
その経験から、キャッシュレスサービスが利用できることを軸のひとつにしました。
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③携行品損害の保証が付いていること
過去に最も多い回数お世話になったのが携行品損害です。
私は、海外旅行中にカメラの破損とiphoneの画面割れのトラブルがありましたが、保険のおかげで修理代は自己負担なしでした!
また、妻もiphoneの画面割れで保険に助けられたことがあります。
携行品は事故率が最も高いので、ここで保険にお世話になる人が多いのですが、一方で携行品の保証があると保険料も高くなる傾向があります。
大体1年間の保険で携行品の保証が付くと、着いてないものと比べて2万円程度保険料が高くなっていることが多いです。
ちなみにワーホリ保険では、「留学生生活用動産」が携行品損害保証にあたります。
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④保険料が20万円以下
ワーホリをする身としては出来る限り費用は安く抑えたい!しかし、保証内容もそれなりのものに入りたいと考えました。
その結果、15万円~20万円の範囲内であれば私たちの納得できる内容の保険があると考えました!
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⑤クレジットカードで決済できる
保険代は1人あたり15万円~20万円が一般的です。
銀行振込や現金払いのみという保険代理店も多いですが、出来ればクレジットカードで決済してポイントやマイルも貯めたいですよね?
私はJALマイルを貯めているので、妻と私の2人分の保険料金をJALカードで支払ってJALマイルを貯めたいと考えました。そのためカード決済ができるというのを軸に加えました!
ちなみにJALカードはコチラから登録すると最もお得に入会できるのでよろしかったらどうぞ!
また、個別でメッセージ頂ければさらに追加で入会特典マイルがつく紹介特典をご案内させていただくことも可能です!
各社の保険タイプと保険料比較
さて、長々と説明してきましたが、じゃあ一体どこがいいのということで、各社の保険プラン及び、おすすめの保険プランを比較紹介したいと思います。
まず、保険会社3社の保険をそれぞれ比較してみたいと思います!
AIG損害保険
AIGはもともとはAIU損害保険という有名な保険会社で、ほとんどのワーホリの方がこのAIUの保険に入っていました!
しかし、2018年1月1日にAIU 損害保険株式会社と富士火災海上保険株式会社が合併し、AIG 損害保険株式会社として生まれ変わりました。
AIGのワーホリ保険の特徴は保証内容が手厚く、治療費の保証が無制限であることです!
一方で、治療費が無制限のため保険料が少し高い傾向があります。
AIU時代は、保証範囲が無制限ではないものがあり保険料も比較的安かったのでとても人気がありました!
しかし、AIGになってからは1年以上ではすべてのプランが20万円以上と高額であったため、「④保険料が20万円未満」を満たせないので、私たちは候補から外しました。
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ジェイアイ傷害火災保険
ジェイアイは保険のレパートリーが多く、治療・救援費が1000万円のものから無制限のものまで幅広くある上、死亡保障や携行品保証の有無についても様々なレパートリーがありました。
また、費用の面でも20万円以下に収まるものが多かったので、ジェイアイの各プランを比較してみました!
プラン名 | 711 | 732 | 000 | 646 | 849 | 845 |
保険料 | 209,680円 | 204,450円 | 175,600円 | 176,550円 | 171,660円 | 159,790円 |
傷害死亡 | 1000万円 | 無 | 無 | 250万円 | 無 | 無 |
疾病死亡 | 無 | 無 | 無 | 250万円 | 無 | 無 |
傷害後遺障害 | 1000万円 | 1000万円 | 1000万円 | 1000万円 | 1000万円 | 1000万円 |
治療・救援費 | 無制限 | 無制限 | 3000万円 | 2000万円 | 2000万円 | 2000万円 |
救援者費用 | – | – | 1000万円 | 1000万円 | 1000万円 | 500万円 |
留学生賠償責任 | 5000万円 | 1億円 | 3000万円 | 5000万円 | 3000万円 | 3000万円 |
留学生生活用動産 | 30万円 | 30万円 | 30万円 | 30万円 | 30万円 | 無 |
飛行機手荷物遅延 | – | – | – | 10万円 | – | – |
飛行機遅延費用 | – | – | – | 2万円 | – | – |
備考 | – | – | – | 保険Times限定 | アイエヌシー限定 | – |
上記のプランはやや予算オーバーのものもありますが、基本的には私たちの軸①~⑤を満たしています!
その中で一番よさそうなのは、保険timesさん限定の「646プラン」かなあと考えました!
他のプランにはない死亡保障や航空機の遅延が付いている上に、賠償の保証額も比較的高い!
ということで保険timesさんに問い合わせたのですが、残念ながら現金振り込みのみでクレジット決済不可、、、泣
ということで、2番目に良さそうなアイエヌシーさん限定の「849プラン」が最有力になりました!どちらも公式HPにはない、保険代理店限定のプランです!
問い合わせてみたところクレジット決済もOKということなので、ジェイアイにするなら「849プラン」にしようということになりました!
出典:写真AC
東京海上日動
続いて東京海上日動についても調べてみました。
こちらも私たちの希望に合いそうなプランがいくつかあったので同じように比較してみます!
プラン名 | HC5プラン | P09プラン | YS2プラン | M2プラン |
保険料 | 241,930円 | 200,570円 | 208,480円 | 196,500円 |
傷害死亡 | 1000万円 | 500万円 | 300万円 | 1000万円 |
疾病死亡 | 1000万円 | 500万円 | 200万円 | 1000万円 |
傷害後遺障害 | 1000万円 | 500万円 | 300万円 | 1000万円 |
治療・救援費 | 無制限 | 無制限 | 3000万円 | 3000万円 |
救援者費用 | 治療・救援費に含む | |||
留学生賠償責任 | 1億円 | 3000万円 | 1億円 | 1億円 |
留学生生活用動産 | 40万円 | 無 | 40万円 | 10万円 |
飛行機手荷物遅延 | – | – | – | 10万円 |
飛行機遅延費用 | – | – | – | 2万円 |
備考 | – | – | – | – |
東京海上も条件を満たす保険はいくつかあるものの、ジェイアイと比較すると保険料が2万円前後高い設定になっています。
以上より、3社の保険プランを比較した結果、私たちはジェイアイの「849プラン」に加入することにしました!
保険料も予算内だし、治療や携行品、賠償責任の保証も十分な金額が保証されているので満足です。そしてクレジット決済ができたことで、JALマイルを4000マイル近く貯められましたしね!とっても満足してます!
出典:写真AC
このような形で、私たちは保険を徹底的に比較したうえでワーホリ保険に加入しました!
この記事の内容が今後ワーホリや留学で海外に行く皆さんの助けになれればとっても嬉しいです!
長々となってしまいましたが最後まで読んでいただきありがとうございました!!
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