メルボルンでは、電車、バス、トラムとたくさんの公共交通機関が走っていますが、どれに乗るにもICカードの「マイキーカード(mykiカード)」が必要です。
そしてこの「マイキーカード(mykiカード)」があれば、電車・バス・トラムどれでも乗れるのでとっても便利です♪
メルボルンの交通機関は区間や時間によって料金が少し違います!
まずは、区間や料金の仕組みについて説明します!
メルボルンの交通区間について
メルボルンでの交通区間の仕組みを説明します!
メルボルンの交通区間、日本とは違うので少し複雑なんですが、把握してしまえばすごく安くてお得で便利な仕組みだなぁと思います!
メルボルンには区間によって料金が違います。
まずは、区間について説明します。
■無料区間の「FREE TRAM ZONE」
■多くの人たちが観光・滞在・住む場所「ZONE1」
■それよりももっと郊外(田舎)「ZONE2」
上記のように、区間が分類され料金が違っています。
Melbourne CBD(メルボルン シティ)の「FREE TRAM ZONE」
メルボルンの中心地であるMelbourne CBD(メルボルン シティ)には「FREE TRAM ZONE」というゾーンがあり、この区間の中であればトラムのみ無料で乗り降りできます。
電車やバスの場合は、お金がかかりますので出来る限りトラムを利用するようにしてください!
シティの中心である、Melbourne Central 駅・Flinders Street 駅・Southern Cross 駅・Parliament 駅・Flagstaff Station駅の大きな駅の内側が無料のトラムが走るエリアとなります。
駅には下の写真のような「FREE TRAM ZONE」という目印もありますし、車内アナウンスでも「あと何駅でフリートラムゾーンは終わりです」といったアナウンスがあるので自分がいる駅が「FREE TRAM ZONE」かどうかわかるので安心です。
もし、万が一降りる場所が「FREE TRAM ZONE」じゃなかった!って気づいたら、その時点で「myki カード」をタッチしたらオッケー◎です!
トラムの場合はいつでもタッチできます!
「ZONE1」と「ZONE2」について
メルボルンの交通機関には、地域によって「ZONE1」と「ZONE2」に分けられています。
この二つのエリアはどちらも有料です。
簡単に説明すると
「ZONE1」がメルボルンCBD(メルボルン シティ)から近い地域、
「ZONE2」がメルボルンからは結構離れた郊外(田舎)の地域になります。
「ZONE2」になるとCBDから電車で1時間半~2時間もかかるので、大抵の場合はゾーン1の範囲内で観光する、宿泊する、住むということが多いです。
以下の写真の白い部分が「ZONE1」、グレーの部分が「ZONE2」です。
上記を見て分かる通り、ほとんどの場所が白いところ「ゾーン1」なので大抵の場合はゾーン1とFREE TRAM ZONEが行動範囲と考えて大丈夫だと思います◎
メルボルンの交通機関の料金について
メルボルンシティ内のFREE TRAM ZONEは無料なので運賃は関係ないです!
何もしないで、ただ乗って降りるだけ。
ZONE 1とZONE 2は料金がかかります。
ゾーンと時間に応じて料金が変わる!?
電車もバスもトラムもすべて同じ料金なのですが、日本と違って「1回あたりいくら」「近いほど安くて、遠いほど高い」ではなく「時間」に応じて料金が変わってきます!
■ZONE 1のみを行ったり来たりする
ZONE 1にて乗り降りする場合は、最初にタッチしてから2時間以内であれば、何回乗っても、どれだけの距離を移動しても「4.30ドル」です。
2時間を超えたあとは!?
2時間を超えてしまった場合は、また「4.30ドル」がかかります。
ただし!
それ以降は、もう1日中何時間を超えてもそれ以上料金が加算されることはありません!
なので、ZONE 1以内で何往復して何回乗っても1日にかかる最高金額は「8.60ドル(4.30ドル×2)」です!!!!
なので、8.60ドルまで達したら、それ以降どれだけ電車やバス、トラムに乗っても乗り放題のため追加料金はかかりません。
ZONE 1以内のどこへ行こうとも8.60ドルで済むなんてお得◎
■ZONE 1とZONE 2を行ったり来たりする
これは上記の「ZONE 1」のみを使用する場合と同じです。
2時間以内なら、どれだけ乗っても「4.30ドル」
2時間すぎたら、追加「4.30ドル」で、1日どれだけ乗っても料金が追加されない。
最高金額は「8.60ドル(4.30ドル×2)」
■ZONE 2のみを行ったり来たりする
ほとんどの観光客はZONE 2のみということはないと思いますが、念のため説明します!
運賃の仕組みは上記と同じで、金額が違います。
2時間以内なら、どれだけ乗っても「2.94ドル」
2時間すぎたら、追加「2.94ドル」で、1日どれだけ乗っても料金が追加されない。
最高金額は「5.88ドル(2.94ドル×2)」
ZONE2のほうが田舎だからか安めですね!
でも私はまだZONE 2へ行ったことがないので、どんなところかわからずです。
メルボルンシティから1時間30分位の場所にあるパッフィンビリー鉄道の駅まででさえもZONE1でした!
すべての運賃を表にまとめると!
以下に表形式でまとめてみたので参考にしてみてください。
ZONE 1+2 |
ZONE 2 |
|
2時間 |
$4.30 |
$2.94 |
1日 |
$8.60 |
$5.88 |
土日祝日 |
一律 $6.30 |
さらに、土日祝日はエリア関係なく時間制限がなく「一律6.30ドル」で乗り放題となります。
mykiカードとは?
メルボルンで公共交通機関に乗る際に必須のICカードです。
日本と違って、メルボルンでは切符や現金では公共機関に乗車できないということです!
メルボルンではこの「mykiカード」を持っていないとどの交通機関にも乗ることができません。
mykiカードには「myki money」と「myki pass」の2種類があります。
チャージして使う「myki money」
「myki money」は「myki カード」にお金をチャージをして利用するものです。
日本のSUICAのように交通機関で使用するICカードと同様と考えて大丈夫です◎
「myki カード」にお金をチャージして使用する方法を「myki money」といいます。
乗り放題「myki pass」
「myki pass」は乗り放題ができる仕組みです。
「myki pass」を1回購入したら、その期間中はチャージをする必要はなく乗り放題となって、とっても楽チンです!
チャージ式だと1日最大8.60ドルがかかるので、旅行期間が長くて結構たくさん乗る方は乗り放題の「myki pass」を選んだ方がお得です。
また、仕事や学校で毎日交通機関を使用する方も、「myki pass」を購入した方が絶対いいです!
7日単位から買うことができ、最大で1年分まとめて購入することも可能です。
「myki pass」を購入した場合は、期間中はずっと乗り放題となるので、チャージについて気にする必要がないのがいい点ですね。
「myki pass」についても料金を以下の表にまとめてみました。
myki pass 料金 |
ZONE 1+2 |
ZONE 2のみ |
7日券 |
$43.00 |
$29.40 |
28日~365日券 | $5.18(1日あたり) |
$3.52(1日あたり) |
mykiカード どこで購入する?
mykiカードを購入できる場所は大きく分けて2つあります。
1つ目は駅の券売機。2つ目は路上の売店やセブンイレブンです。
駅の券売機の場合!
駅の券売機では、「Buy miky」という項目を最初に選べるので、そのボタンを押して手続きを進めることでmykiカードを購入することができます。
mykiカード自体の料金は6ドルで、別途マイキーカードにチャージするお金が必要です。
売店の場合!
売店やセブンイレブンで買う場合は、券売機と同じ値段でmykiカードを購入するのですが、何種類かの中から選ぶ形になります。
mykiカードには学生用や高齢者用のカードがあるためです。
■学生用のカードはメルボルンの指定された学校に通っている学生限定カードを購入できます
■観光客やワーホリの方は全員一般用のFull Fareカードを購入します
売店のみ!観光客は要チェック!!!
myki explorer pack
そのほかに、指定された売店ではmyki explorer packというパッケージ商品も発売されています。
これは、15ドルでmykiカード(9ドルチャージ済)とメルボルンの各施設の割引券がセットになっています!
結構お得な料金になっているので、美術館等に行く予定があるのであればこちらを購入することをオススメします!!
こんなグリーンの冊子をしています↓↓
中には「9ドルチャージ済のmyki カード」と観光地割引冊子が入っています!
私はmyki explorer packを購入してパッフィリビリー鉄道や美術館、博物館などに使用しました!
たくさん観光する方には、結構お得だと思います!
メルボルンは区間や時間によって料金が違うので、日本とは少し異なる料金体系になっています。
でも無料でトラムに乗れるエリアがあったり、1日8.60ドルまで払ったらもうそれ以上払う必要はなく乗り放題になるなんて動き回る観光客の私たちには有難いなぁと思いました☆彡
mykiカードの使い方や、メルボルンの交通機関の乗り方については以下の記事にまとめましたので併せてご参照ください☆彡
https://tabi-runrun.com/myki-use/
美味しいカフェはメルボルン シティから少し離れたところにあるので、是非たくさん乗って行ってみてください♪
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